教室運営ノウハウ

マネージメント力が高いほど教室運営が上手くいく!3つの理由と向上させるコツ3つ

教室運営をするということは比較的小規模ではありますが、経営をするということを意味しています。 そのため、集客から教室のスケジュール管理、月謝の回収までを自分で行わなければいけません。 更に、利益が出ないのであれば目標達成のためにどうするべきかも考えて実行する必要もあります。 そもそもマネージメント力とは何か、教室運営にマネージメント力が高いことがなぜ必須なのかをご説明します。

マネージメント力

2018年04月23日更新

わたしのお教室(マガジン編集部)

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マネージメント力って何?

マネージメント力
よく聞くマネージメント力という言葉ですが、具体的には目標を達成するためにきちんと計画を立て、目標通りに実行していくような力のことです。マネージメント力は組織で管理職をしている人にも求められる能力の1つです。

自分だけではなく組織として目標を達成する時に難しいことは、組織だとチーム単位となっているため、チームで協力しなければ目標達成することは厳しくなってしまう点です。例えば、同じチームの中で頑張っていて目標達成できている人がいたとしても、目標まで大きく届かない人がいればチームとしては利益とならず損失となってしまいます。

マネージメント力を発揮して全体のバランスを安定させるのも管理職の仕事で、全体でプラスにするにはどうすれば良いかを考えながら目標を設定していきます。この時、単にマイナス分を補うだけではなく目標に届かない人が目標達成するための方法を考えたり、元から利益を上げられる人が更にそれを伸ばすにはどうすれば良いかを考えてアドバイスします。

そこでマイナス分を取り返してプラス分を貯金できれば、マネージメントは成功です。目標や計画は立てるだけで終わってしまう人も多いですが、マネージメント力を活かすことで目標達成率も変わってくるのが面白いところです。

マネージメント力が高いのはどんな人か

マネージメント力
高いマネージメント力を身につけたければ、マネージメント力が高い人の特徴を知るのが近道です。マネージメント力の高い人には備わっていることが多い、次の3つの点を是非参考にしてさせてみてください。

1.スケジュール管理ができる

マネージメント力で重要なことの一つに、スケジュール管理ができることが挙げられます。

1日の中で使える時間は限られていて、スケジュール管理ができない人はその中で暇な時間があったり、同時に複数のアポイントを入れてしまい、後で調整しなければいけないことになったりします。

スケジュール調整にかかる時間も無駄なことの1つであり、スケジュール管理が得意な人はスケジュール管理に必要以上の時間をかけません。例えば、営業職の場合でもスケジュール管理ができている人は限られた時間の中で売上を伸ばすチャンスを増やすことができます。

しかし、スケジュール管理ができない人の場合はアポイントそのものが少なく、売上を作る機会を減少させてしまいます。アポイントが多い営業と少ない営業では当然前者の方が優秀な成績を残す可能性が高く、売上の数字はお客様の数と営業力のどちらも大切だと言えます。

また、スケジュール管理をしていく中で空いた時間ができることもありますが、この時間を何に使うかも重要です。自分の自由時間と考えて暇潰しとなることをする人もいるかもしれませんが、高いマネージメント力がある人なら忙しい時にはできない雑用の時間などに充てて有意義に過ごすはずです。

2.人を育てるのが得意

人を育てたり、面倒を見るのが得意な人にもマネージメント力が高い人が多いです。

社会人になって何年か経つと教える立場として部下や後輩を指導する機会が増えますが、そういった時に人に教えるのが得意かという能力が問われます。

自分が教えている部下や後輩に成長がない場合、その人の能力が低いから仕方ないと諦めていませんか。自分はそう思っていても実際の問題はそこではなく、教える側の教え方が悪い場合もあるということを覚えておいてください。逆に、教え方さえ工夫すれば部下や後輩の能力が伸びる可能性も高いです。

マネージメント力の高い人は教え方もとても上手で、相手の立場に立って一緒に考えることができるような人です。すぐにできるようにならないからといって怒ったりすると相手のストレスを作る原因になります。

現状では部下や後輩が伸びない場合には、教える自分側に原因があることを疑ってみてください。指導する相手のためにも、きちんと信頼関係も築いていきたいですね。

3.判断力がある

判断力がある人はマネージメント力も高く、結果としてリスクを上手く回避して問題を解消し、利益を上げることができます。そのため、古いやり方にこだわって新しいことに挑戦することを苦手としていたり、判断を下すタイミングが遅い人では上手くマネージメントをしていくことができません。

早く判断を下すためにも定期的に素早い判断ができ、マニュアル通りでない臨機応変な動き方ができる人が本当にマネージメント力が高い人だと言えます。

マネージメント力を向上させるには

マネージメント力
自分がマネージメント力の高いタイプであるかを判断するのは難しいことですよね。マネージメント力はどんな業種や職種の人でも身につけておいた方が良い能力で、今はマネージメント力に自信がない人でも努力次第でマネージメント力を向上させることはできます。

マネージメント力を向上させるために是非実践してほしい3つのポイントをご紹介します。

1.定期的な見直しをする癖をつける

マネージメント力がない人というのは現状が良い状況でなくても現状のままで様子を見るような人です。少しくらい様子を見てもその後の動きが正確で素早ければ問題はないのですが、定期的な見直しをせずに今のままで過ごす時間が長ければ長いほどマイナスの幅は大きくなってしまうかもしれません。

マネージメント力を向上させるためには今の状況を客観的に見直す必要があり、それを定期的に見ていかなければいけません。そういった意味でマメでない人はマネージメント力も低い可能性が高いですが、マネージメント力を本気で向上させたいなら仕事を通してぜひ定期的な見直しを行ってみてください。

2.人とコミュニケーションを取る

マネージメント力は指導をすることで発揮されるかもしれませんが、ただ指導をするだけではなくて相手の状況を確認したり、意見を聞くことも大切です。

そういった意味で、マネージメント力は個人の経営力というよりも、コミュニケーションを取って他人と協力できるかという細かい部分までが大切だと言えます。普段から人と密なコミュニケーションを取り、仕事で上手くいかないところは意見を求め、改善に努めましょう。

3.相手のスケジュールを把握する

自分に関わる他の人のスケジュールを把握して自分のスケジュールもそれに合わせて調整するなど、周りのことまでをきちんと把握しておくことがマネージメント力向上にも繋がります。

例えば、営業の場合にはアポイントを取って相手と会いますが、スケジュールを詰め過ぎるのは危険です。なぜなら、お互いにアポイントの時間通りに相手に会おうとしても、そうすることが難しい時もあるからです。当然、相手が前の予定が押していて次の予定に少し遅れたり、電車遅延などで遅れることもある訳です。

そして、その相手との予定のスタートが遅くなったために次のアポイントの相手と会う予定に遅刻してしまったというアクシデントも起こりかねません。

全ての予定をぎゅうぎゅうに詰めてしまうと今度は自分が次の予定に遅れることになりかねず、次のアポイントの相手に迷惑をかけてしまうことになる可能性もあります。この時に次の相手との約束の時間をずらして良いと考えるのは危険で、場合によっては信頼を失うことにもなります。

また、次のアポイントの相手には既に次の予定が入っていて、あまり時間を取ってもらえないことも考えられるでしょう。

このようなリスクを踏まえ、次の相手の予定はできるだけ把握し、自分の予定もそれに合わせて余裕を持ってスケジュールを組むことをおすすめします。前の相手との予定がスムーズにいかなかったとしても、次の相手に迷惑がかからないようにすることは基本です。

教室運営にもマネージメント力は必要

マネージメント力
マネージメント力と聞いた時に想像しやすいのはオフィスの仕事ですが、習い事教室の教室運営にも実はマネージメント力が活かされます。

教室運営ではレッスンの日程がアポイントと同じ意味となりますが、前の生徒が遅刻したからと言って、次の生徒のレッスンを開始する時間を遅らせる訳にはいきません。そういった意味で教室運営はスケジュール管理を厳しく行う必要があり、生徒とコミュニケーションを取って何かあった時には対応していく必要があります。

教室運営では生徒の数から見込める売上というものがあり、遅れた生徒や当日欠席した生徒の料金を割引したり無料にしたりすれば、当然見込んでいた金額より低い金額の売上にしかなりません。

レッスンの振替をNGにしている教室は融通がきかないと思われますが、日にちを変更するのは前日までのキャンセルで、振替ができる日程は他の人のレッスンがない空いている時間のみ、という縛りを設ければ生徒は納得してくれます。

教室運営ではそのように上手くスケジュール管理をしながら黒字にするといった場面でマネージメント力が問われます。

マネージメント力があれば教室運営が上手くいく3つの理由

マネージメント力
マネージメント力があれば上手くいきやすい教室運営ですが、具体的に教室運営のどのようなところにマネージメント力が必要となってくるのでしょうか。
マネージメント力があると教室運営に役立つ3つのメリットをご紹介します。

1.無駄が省ける

マネージメント力があると、時間やお金などの無駄な部分を省くことができます。

教室運営は意外と大変で、レッスンのスケジュールを組むことからレッスンの指導、月謝の回収、利益の計算、集客までもを自分で行っていかなければいけません。この時に要領がわかっていないとどんどん利益率が下がって手間が増えます。限られた時間で利益を上げるためにはできるだけ無駄を省き、生徒を増やしていかなければいけません。

マネージメント力を高めると効率の良さを常に考えた動き方ができるようになり、無駄な時間やコストを削減することができるようになります。どんどん新しい発想をしていくことができるのは良いことで、無駄なく早い段階で目標達成することも可能となるでしょう。

2.信頼できる教室作りができる

マネージメント力が高い人というのは、コミュニケーション能力も高い人のことを指します。教室では人に何かを教えるので、コミュニケーション能力も重要です。また、教室運営では集客や手続きなどでも対応する必要があります。

この対応やレッスン内容が良ければ信頼される教室作りができますが、対応が悪かったりレッスンでスキルが身につかないと思われたら集客は失敗してしまいます。マネージメント力を発揮し、生徒と積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。

3.教室の管理がしっかりできる

マネージメント力が低く何でも面倒に感じてしまうような性格の人は、教室運営には向きません。その理由は生徒の管理や月謝の管理までを効率良くこなすことができず、結果として利益と合わないような無駄を出してしまったり、月謝の回収漏れが出てきてしまったり、合わない数字の原因が何かを見つけられなくなってしまう可能性もあるからです。

逆に、教室の管理をきちんとできるマネージメント力の高さを持っていれば、教室運営の失敗も常に見直すことができ、「どこが良くないからどこを改善したほうが良い」ということが自分でわかり、次に活かすことができるでしょう。

特に金額が合わないというトラブルを起こした時には1人1人の生徒に確認するなど迷惑をかけることになりかねないので、仕事とプライベートは切り離して考えて仕事では全部をきっちり管理することを心掛けてください。

マネージメント力を意識した教室運営を

教室運営ではただ教える分野についての知識が豊富だったり教えるスキルだけ高ければ良いというものではなく、マネージメント力も問われるものです。

生徒を獲得しても事情があってやめていく人もいますし、そうなると新しい生徒を集客して獲得しなければいけないなど、少し不安定なところがあるのも教室運営の大変なところです。マネージメント力を身に着け、色々なリスクを想定した上でそれに対応できるように備え、教室の利益が出るように試行錯誤しながら教室運営を行うことが大切です。

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