教室運営ノウハウ

アロマ教室開業における最善の知識・技能獲得とスムーズなビジネス管理

香りの良さだけでなく、精神面も癒してくれるアロマの偉大なチカラ。アロマに魅力を感じている方は、多種の精油を調合したり、化粧品や石鹸などの製品作りを指導したりしながら、アロマの魅力を世の中に波及することができるでしょう。ストレス社会で疲れた心身を癒す何かを求めている人も少なくないですね。また、肌が弱く添加物の配合された化粧品を使用できない人も増加傾向にあります。アロマを教室開業という場を使ってアロマについて指導する事で、ストレスを溜めている人や肌が弱い人に癒しや化粧品の楽しさを理解してもらいたいですね。

アロマ 教室 開業

2018年04月16日更新

わたしのお教室(マガジン編集部)

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アロマ教室で指導する内容とは

アロマ教室では、どのような点に主旨を置いて生徒さんに指導するのでしょうか。初期の講義内容はアロマの歴史や理論を伝える内容が主になるでしょう。こうした基礎が終了すれば、あとはアロマを使った石鹸作りやミスト作りなどの実技授業を重ねていくことになります。

ですが、アロマ教室に通い始めると、更なる知識を深めたい、アロマ関連の仕事に就きたいと考え始める生徒さんも増えてきます。そうした時は個別にアロマ関連の資格コースや、経営指導コースなどを設けるのも良いでしょう。また、近隣にアロマ関連のライバル教室があれば、差別化するためにも、お菓子タイムの時間を設けるなどの工夫も良いですね。

アロマ教室開業に最適な機関

アロマ 教室 開業
アロマ教室を開業するにあたり、生徒さんに満足してもらえるスキルや知識を身につけておきたいものです。そのためには、アロマについて、あらゆる面からサポートしてくれる専門機関を受講することも念頭におきましょう。ここでは、専門学校に通う方法や通信教育で受講する方法をご紹介します。

アロマ関係のスクールに通う

アロマ教室を開業する上で得て置きたい知識や技術は、アロマ専門のスクールでの習得がベストでしょう。1回2時間の授業を4ヶ月程度かけて通学して学ぶシステムです。授業料はスクールごとに違いがありますが、相場的には教材費込みで60万程度でしょう。

約200時間の授業時間の中で、以下に記載するようなアロマ理論、実技、フェイシャルなどのあらゆる知識を学びます。

アロマ理論

基礎となる30種類の精油を中心に、健康や美容に役立つ使用法を学びます。また、アロマの原点である植物についても詳しく学ぶことになるでしょう。

アロマ実技

アロマに携わる人は、アロマを使用したマッサージを志ざす人も多いです。そうした「高度な技術を学びたい」という生徒さんを想定し、約50分~60分程度の講義の中で全身トリートメント技術を学びます。また、全身ではなく、フェイシャルやハンドマッサージなどの小規模な実技を講義する場合もあります。

インストラクターとしての理念を学ぶ

教室開業において重要な点は、生徒さんにアロマの効能をより分かりやすく伝えることでしょう。精油の構成成分などを化学式という形で教える場合もあり、分かりやすくレクチャーする方法などがスクールの授業で学べます。

サロン経営学を学ぶ

生徒さんの中には、「サロンを開業したい!」と言う目標を抱いて教室に通うこともあるでしょう。そうした生徒さんを対象にするとなれば、教室側の講師も経営の基本を理解し、指導できるだけの力をつけていなければならないでしょう。

こうした専門のスクールでは、アロマだけについて学ぶのではなく、経営に関する知識やノウハウを学ぶ授業を提供しています。例えば、サロンのメニューやコンセプト作成、Facebookやブログによる集客法、財務などの起業をスムーズに進行できるように指導を受けられます。

アロマ関連の知識を通信講座で習得する

アロマ教室を開業しようとしている方の中には、幼いお子さんがいてスクールに通うことが難しい方もいることでしょう。そのような方は、自宅でゆっくりアロマについて学べる通信講座を受講する方法がありますね。以下に記載したように、約3ヶ月をかけて検定対策やアロママッサージの技術まで習得できます。

費用相場

46,000円~(月払いも可能)
※ネットからの申し込みならば、10,000円OFF、講座特典(化粧水、ハンドクリームなど)がつく場合もあります。

理解しやすい教材

アロマ関連協会の認定講師が監修した講義DVDや、一問一答形式の問題集、テキスト、主要20種類精油、3種のキャリアオイルなどを使用します。

アロマテラピー検定について

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アロマテラピー検定を積極的に受けることで、教室開業時には、生徒さんから教室や指導者に対しての信頼性が生まれます。今やアロマテラピーは、個人レベルだけではなく、医療や介護などの幅広い分野で利用され、注目されるようになりました。こうした用途に使用する場合、安全性を第一に考えて、アロマの知識をより正確に得なければなりません。

アロマテラピー検定はこうした場で活用するにあたり、基礎知識から応用知識までをまんべんなく習得することができるでしょう。「アロマを極めたい」と考えている方はアロマ教室開業者に限らず受験を希望することが多いです。アロマテラピー検定の詳細は以下のようなものです。

主催者

日本アロマ環境協会が主催するアロマの検定です。

受験資格

受験資格はなく年齢に関係なく誰でも受けられる資格なので、アロマ教室開業を目指す人にとっては、アロマについて広い分野で知識を深めることができる検定です。

受験級

1級、2級があり、出題数や精油の種類などに違いがあります。1級のみを受けることも可能です。合格率(90%)が高いため、アロマ教室開業を考えている方は率先して受験したほうが良いです。

受験月

5月、11月(年に2回)

アロマ教室の需要や今後の展望

アロマ 教室 開業
アロマ教室に通う方は、次のような目的や悩み解決のために知識を得ようとしています。

いっとき訪れたアロマブームも落ち着きは見せたものの…アロマには無限の魅力があることから、様々な角度から再びアロマに注目が集まっているのです。今までのアロマは、香りの良さやリラックス効果を個人レベルで鑑賞したいという主観でした。

ここ数年は、看護や介護などの専門職に就きながらもアロマを取り入れ、相乗効果を期待する方が多く、アロマ教室のニーズも高いです。

アロマで五感を癒したい

日常の生活や仕事でストレスを溜めていたり、病気で気持ちに余裕がなかったりする人は沢山いるでしょう。アロマの香りが五感に柔らかな刺激を与えることはストレス解消や、気持ちに余裕を与えるきっかけになります。自分だけでなく、家族の一員にこうした負の症状が生じ、家族のためにアロマを習得しようと決める方も少なくはないでしょう。

緩和ケアに使用したい

癌などの緩和ケアにアロマが使用されています。アロマオイルでマッサージすることで、痛みを緩和したり、リラックスさせたりずる効果をもたらします。アロマによる緩和ケアを学びたいという思いから看護師さんがアロマ教室に通うケースもあるでしょう。

介護現場で使用したい

アロマは、介護利用者と介護者のコミュニケーションを円滑にしてくれる効果をもっています。また、アロママッサージにより、寝たきりによる足のむくみ改善が期待できます。そのような背景から、介護士がアロマの知識を得るためにアロマ教室に通うこともあるでしょう。教室では、多数の精油の中から、高齢者にとってベストな精油の特徴などを指導できると良いですね。

また、精油の中には認知症予防効果の高いものもあり、快適な老後を送るためにぜひ、アドバイスしたい内容でしょう。

アロマで天然の美容効果を得たい

最近、肌に良い化粧品や体に良い食べ物などを求めるために、無添加やオーガニックにこだわる人も少なくはありません。ここ数年、花粉や様々な化学物質により敏感肌と呼ばれる方も増えました。また、深刻な皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎などを長年患っている方もいることでしょう。

そうした肌疾患を患っている人は、市販の化粧品を諦めざる終えない時が多々あるのです。天然のアロマを利用して作った化粧水やミストは、肌弱者にとって、肌に優しく良い効果をもたらしてくれるでしょう。

アロマテラピストとしてお店を開きたい

アロマテラピーを趣味から仕事に使用しようとしている方も多いです。個人サロンなどを開業するためには、アロマについてだけでなく、経営についてのノウハウまでを指導してもらえるようなアロマ教室を求めるでしょう。

美容室や美容サロンのメニューとして進展させたい

飽和状態の美容室では、髪を切ったりパーマやカラーをしたりという通常メニューの提供だけでは、新客を増やしたりリピートさせたりということが難しくなりました。

そんな時、アロママッサージやハンドマッサージなどのメニューを取り入れたり、サービスの一貫として提供できたりすることが理想でしょう。そうしたアロマメニューが充実すれば、他の美容サロンと差別化できるため、集客のチャンスとなりますね。

アロマ教室運営上の管理

アロマ 教室 開業
アロマ教室の運営においては、教室管理の重要性も問われます。特に、何百種類もの精油を取り扱うため、指導に使用するアロマ在庫を切らさないように、発注納品の管理が必要でしょう。

また、アロマ教室の場合、少人数での講義が殆どですが、アロマ講義の内容が充実してくると、生徒さんによって認定試験用のカリキュラムに変更することも視野に入れて管理すべきです。

アロマ在庫管理

アロマの仕事に従事する人は使用するアロマの数の多さに驚くことでしょう。趣味の範囲ならば、自分の好きなアロマを数種類揃えれば良いのですが、教室指導者ともなれば、生徒さん1人1人に対応したアロマエッセンスを取り揃える必要があるのです。

アロマエッセンスの量は3ml~と極少量を数滴ずつ使用するという流れですから、常に在庫の管理は念頭に置きたいものです。こうした数量の多さや、カリキュラムに応じて用意することを考えれば、手書きのノート管理だけでは不安が募ります。教室が忙しくなるにつれて、在庫管理が疎かにならないよう、システム化された管理を念頭に置きましょう。

月謝管理

自宅開業の場合、月謝相場は6,000円~、カルチャーセンターなどでの教室開業の場合は3,000円~という月謝相場になります。ですが、この月謝の他に、アロマエッセンスを追加したり、光熱費の有無があったりする場合は、生徒の月謝に違いが出るでしょう。

また、検定対策の講義の場合は参考書代などが加算されますね。金銭面のトラブルは、生徒さんからの信頼を失うことになるため、経営者として十分に気をつけるべきです。

生徒管理

教室開業時には、基礎からの少人数制スタートからが普通ですが、受講回数が増えたり、検定を考えたりする生徒さんが増えると、別の対策コースやレベル別コースを増やすことにもなるでしょう。また、日中時間帯に都合がつかない人は夜に個別レッスンを設けるなどする場合もあります。時間の経過とともに個別講義の内容も変わってくるでしょう。

生徒さんのプロフィールだけでなく、各生徒さんどこまでの講義内容の進捗なのか、使用しているアロマの管理などが一目瞭然できるシステムに委ねると、アロマ教室の経営はスムーズですね。

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