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どちらが優先?副業で教室を始めるなら知っておくべき法律や会社のルールとは?

収入の柱を増やすことによって、余裕のある生活を過ごしたいと思い、副業を始めたいと考える人もいらっしゃいます。しかし、今の社会は副業に対して、厳しい法律やルールを定めている一面があります。今回は、法的な副業への考え方と企業が禁止している理由について紹介していきます。

副業 法律

2018年04月15日更新

わたしのお教室(マガジン編集部)

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副業は法律的には禁止なの?

副業 法律
勤め先のルールで禁止されている副業は法律的に考えて、本当に禁止されているのでしょうか?
ここでは、法律面で考える副業への考え方について紹介します。

法律的には会社員であっても副業は始められる

お教室経営などを含める副業に対する考え方は企業によって異なりますが、法律的には禁止されていません。つまり、誰でも副業は行うことができるようになっているのが日本社会と言えます。しかし、各企業先が定めている規則の中で、副業が禁止されているのであれば、解雇されてしまうリスクがあることは予め理解しておかなければなりません。

過去には、そのような副業による活動によって、本業で解雇されてしまったケースが起っています。法律や会社の規定を理解した上で、活動をする必要があるのが副業と言えます。

副業を推奨している政府の一面もある

法律的には許されている副業であっても、企業先が禁止している場合、活動することができない人はたくさんいらっしゃいます。なぜなら、副業を禁止している企業先が過半数を占めているからです。しかし、最近では政府側による要請によって、禁止されている副業が可能になる時代へと変化しつつあります。

副業に対する正しい考え方とは?

副業に対する規定を準じるものにモデル就業規則と呼ばれるものがあります。このモデルを作成している厚生労働省は、条件付きではありますが、各企業が禁止している副業を容認する方針へと動き始めています。例えば、無断で副業に取り組むことは禁止だが、事前に届け出を勤務先へ提出すれば副業を認めるといった内容です。

実際には、労働者は勤務時間外であれば、所属している企業先以外の勤め先でも収益を得ることができるようになりました。つまり、勤務時間外であれば、お教室のような副業をすることができるのが現状です。しかし、本業への影響を及ぼすことを考慮した企業のほとんどが副業に対して、未だ否定的です。

今の時点では、副業をすることができなくても、今後はできるようになるかもしれないと捉えておくべきなのが、正しい解釈と言えるかと思います。

副業で教室経営を行う際の注意点

副業 法律
法律的には、許されている副業ではありますが、所属している企業先によって副業に対する考え方に違いが見られます。ここでは、多くの企業先が副業を禁止している理由や制限しているわけについて紹介します。

85%以上の企業が副業を禁止している理由について

本業に影響を及ぼすようなお教室

就業時間以外の時間帯で活動を行う副業。もし、副業による疲れが本業に影響が出るようなことがあれば、注意する必要があります。例えば、副業の疲れによる、就業中の居眠りや遅刻、欠勤などがあれば解雇されてしまう危険性が出てくる事になります。

もし、副業でお教室経営などを行う場合には、健康面などに影響が出ないようなものを選んだり、経営を他の人に任せる必要があります。多くの企業が副業に対して、厳しい規則を設けている背景には、本業に一生懸命取り組んでもらいたいという思いがあるということを知っておかなければなりません。

本業と似た業種のお教室

勤め先である企業の収益に影響を及ぼすような副業をすることは注意が必要です。例えば、本業がスクールを経営しており、その施設の近くで副業のお教室を開業するような場合です。この場合、その地域で収益となる生徒さんを取り合うことになりますので、勤務先である企業に影響を及ぼすことになります。

このように、勤務先との利害関係が生じてしまう副業はおすすめできません。本業とは、別のカテゴリーの副業を行うようにしましょう。

モラルのない副業教室

モラルのない副業とは、社会的な視点で不適切な行為のことを指します。例えば、マルチ商法に該当するような収益を得ていたり、消費者センターに訴えられてしまうような活動のことです。

時にはモラルのないこれらの行為が、勤務先にも影響を及ぼす可能性が出てきます。例えば、取引先の多い会社であれば、会社側もそのような人間と取引させるわけにはいかなくなってきます。そして、会社の信頼にも関わってきます。副業を行うにせよ、モラルのある取り組みを行う必要があります。

企業のルールと法律はどちらが優先されるの?

企業先が禁止しているのにも関わらず、副業へ取り組んでいる場合。その際は、勤め先で知られてしまった場合であっても、厳重注意で済む場合も考えられます。しかし、解雇されてしまうような規定を定めている勤務先もあったりします。このような企業先であれば、職を失うことになりますので、かなりの注意が必要です。

このことから、会社のルールに従うことが第一優先であることを理解した上で、副業に取り組むことが望ましいことが言えます。

職業別で見る副業への懸念とは

副業 法律
副業に対する考え方は企業によって異なります。しかし、役職によっては会社の規定のみならず法律的に副業を行うことに対して、禁止されている場合があります。ここでは、法律的に禁止されている役職とそうではない人達の特徴について紹介します。

国家公務員が副業する場合

国家公務員の場合、サラリーマンと違って、会社の規定のみならず法律的にも副業に対して、厳しいルールが定められているのが今の日本社会です。また、地方公務員に対しても同じ事が言えます。これらの背景には、国民からの税金が給与に含まれていることにあります。つまり、国民のために懸命に本業で勤めてもらいたいというのが日本社会の意向でもあります。

また、経営者になることが禁じられていることから、兼業やアルバイトに関しても、許可なくして副業を始めることができないのが公務員と言えます。

看護師が副業する場合

看護師の場合、人によっては法律的に副業を行うことが出来ない場合が考えられます。例えば、大きな病院などで勤務している人です。このような施設で働いている看護師は公務員の一員として、勤務していることになりますので、副業を行うことができません。

しかし、その他の看護師の人であれば、会社が定めている規定に、副業が禁止されていなければ行うことができるようになっています。

サラリーマンが副業する場合

サラリーマンの場合は、公務員とは違って国民の税金ではなく、企業の収益で給与をもらっているため、企業先の規定で副業が禁止されていなければ始めることができます。しかし、実際に副業を行う際は、本業と似たような副業やモラルのない活動は、就業先にとっては嫌がられることから、全てが自由というわけではありません。

勤務先のルールを守った上で、副業に取り組むことが大切です。

会社の規定に準じて、副業を始めることが大切

副業を行う際は、必ず所属している会社の規定を確認してから行う必要があります。例えば、そもそも副業を始めることができるのかどうかや、どの分野の副業なら行うことができるのかを確認する必要があります。収入源の柱をひとつ増やすことで、生活を潤すことは良いことです。しかし、勤務先のルールを優先した上で、取り組む必要があるのが副業と言えます。

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