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【フラワーアレンジメント教室開業】生花とプリザーブドフラワーの違いについて解説!

最近、フラワーアレンジメントは女性に人気の趣味の一つとなっていますよね。 自分がフラワーアレンジメントを習っているうちに、教室開業に興味を持つ人も少なくないはずです。 一言でフラワーアレンジメントと言っても、花には生花やプリザーブドフラワーなどの種類があり、その状態によってアレンジメントの方法も異なります。 仕入方法や教室の場所など、フラワーアレンジメント教室を開業するにあたって知っておきたいことについてご説明します。

フラワーアレンジメント 教室 開業

2018年03月26日更新

わたしのお教室(マガジン編集部)

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フラワーアレンジメント教室の開業に資格は必要?

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教室開業では資格が不要な内容のものも意外とたくさんありますが、フラワーアレンジメントの場合は資格は必要なのでしょうか。
フラワーアレンジメントの中でも特に人気のある生花とプリザーブドフラワーのそれぞれの資格が必要かどうかを確認しておきましょう。

生花

生花の資格試験には内閣府によって認定された、NFDの国家資格であるフラワーデザイナー資格認定試験があります。この試験は1級から3級までがあり、合格するとそれぞれ”フラワー装飾技能士〇級”となります。ただし、国家資格とは言っても一部の国家資格のように保有することが必須な訳ではありません。

確かにこの資格は2級以上を取得しておけば花屋などお花関係の仕事に就きたい人には有利なものとなりますし、講師としても取得しておいたほうが良いものではあります。そして、人に教えるにあたってお花の基本を知っておくためにも資格取得をするメリットはあると言えます。それでもNFDの資格はなくても講師はできます

それだけでなくこの資格はNFDに入会するためのもので、保有しているだけで年会費がかかるのでそれを支払い続けなければいけません。更に、途中で退会すると資格そのものも剥奪されることになり資格欄に記入することもできなくなることからも、本当に必要な人のみが資格に挑戦するべきだとわかりますよね。

もちろん、NFDに入会すると有名な講師のレッスンを安く受けられる、情報誌が送られてくるなどの特典がありますが、自分が年間15,000円分利用しないならその資格は無駄になってしまいます。

資格を得るためのスクールも意外と高く、1級を取得するまで100万円以上かかるスクールもあります。

プリザーブドフラワーの資格とは?

プリザーブドフラワーのライセンスを取得できる試験は1つではなく、中には通学コースだけではなく通信講座もあります。何かの資格を取得しておいたほうが自信には繋がりますが、生花同様プリザーブドフラワーの資格もなくても教室開業に支障がないものだと言えます。

スクールによっては講師認定をする資格であるのにも関わらず、3日間の短期間で資格取得が目指せるものもあり、講師の資格の信憑性も問われます。ただし、資格を取得してホームページなどに記載しておくことが知識を得たり集客に役立つこともあります。

資格は絶対に必要なものではありませんが、資格を取得してから開業するのも講師として活躍するための1つの選択肢となります。

花材の仕入先は?

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生花は言葉の通り加工がされていない生のお花です。それに対してプリザーブドフラワーは見た目は生花とあまり変わりませんが、枯れないように加工がされていて専用の液体と一緒に色を付けていくので、自然のままの色だけでなく様々な色の花材ができあがります。

生花とプリザーブドフラワーでは加工をしているかしていないかといった点でも違いがあるため、フラワーアレンジメント教室を開業する際に仕入先も違うのでは?と思ってしまいますよね。

フラワーアレンジメント教室を開業するためには仕入先を確保していくことも大切ですが、そもそも生花とプリザーブドフラワーの仕入先は違うのでしょうか。その2つの仕入先を詳しく見ていきましょう。

生花の花材仕入先

生花の場合は生花店ではなく、卸売問屋や花市場などからも仕入れることができますが、花市場は小規模なフラワーアレンジメント教室には不向きです。なぜなら、花市場では生花を購入する時に免許を申請する必要があるところもあるからです。

免許には主に2つのものがあり、それは買出人証と売買参加権です。

買出人証は交付申請書と花き関係の仕事をしているという証明書類、顔写真、申請料となる3,000円を用意するのであまりハードルは高く感じないかもしれません。

難しいのは売買参加権の方で、3年以上買出人として従事していることや業務資金が100万円以上であること、過去1年間の仕入金額の総額が300万円以上であることなど、個人単位のフラワーアレンジメント教室ではその条件を満たせません。

だからこそ、仕入先としてはこういった免許が必要なく、安定して仕入を行うことができる花材が豊富な場所を選ぶことをおすすめします。一番便利なのは入会している協会があれば、その協会から直接仕入れたり協会を利用して安く花材を仕入れる場所を見つけることです。

そういった意味で、資格を取得してNFDなどの協会に入会しておくのも検討してみる価値があります。

プリザーブドフラワーの仕入先

プリザーブドフラワーは卸問屋や通販サイトで購入することができます。
通販サイトは高いのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は通販サイトの中でも卸価格で購入できるところはあるので、比較して安いサイトを知っておきましょう。

プリザーブドフラワーでは花器やリボンなど花以外にも使うものがあり、そういったものも一緒に購入するなら在庫数などの問題もあるので、購入の際には在庫数もチェックしておかなくてはいけません。そのため、同じものを作る生徒が少人数なら良いのですが、一度にたくさんの生徒に教えることになる教室では注意が必要です。

自宅とレンタルスペース、店舗のどこで開業するべき?

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フラワーアレンジメント教室を開業する時には、どこで開業するかで悩む講師もいるのではないでしょうか。

開業する場所としては大きく分けて自宅とレンタルスペース、店舗の3つがあります。どこで開業するかは意外と重要なポイントとなるので、どちらにするかを考えておいてください。

自宅とレンタルスペース、店舗のそれぞれのメリットとデメリットとは

自宅でレンタルスペース、店舗では、それぞれのメリットとデメリットがあります。
こちらのメリットとデメリットを参考にした上で、フラワーアレンジメント教室を開業する場所を検討してみましょう。

自宅開業のメリット

自宅開業のメリットはレンタルスペースを借りた時にかかる家賃や光熱費が節約できたり、自分が移動する手間がなくなることです。

複数人の生徒を同時に教えるとなるとそれなりに広い場所が必要となるので、家賃代も高くなる傾向があります。せっかくレンタルスペースや店舗を借りても生徒の人数が少ない場合、利益よりも損失の方が大きくなってしまう可能性もあります。だからこそ、自宅を教室として利用することで利益率をアップさせることができます。

また、滅多にないですが自宅だと講師が花材の一部を忘れてしまうといったミスをするのも防ぐことができます。

自宅開業のデメリット

自宅開業のデメリットはフラワーアレンジメント教室はそれなりに広いスペースが必要となるので、家族に同意してもらう必要があります。そして、生花の場合にはすぐに花がしおれてしまうので、ガラスケースのようなきちんと生花を保管できるものもあった方が良いですよね。

また、花材の量が多い時に自宅にその花材を全て置いておくことで邪魔にならないかという問題もあります。

更に、自宅の場合は住所を書きにくいので集客がしにくいというデメリットもあります。ホームページなどに住所を記載するところまではやりたくないと思う場合、アクセスが良かったら習いたいと思っている生徒を逃す可能性もあります。

レンタルスペース開業のメリット

レンタルスペースを使って開業する時のメリットは、自宅だと難しい広いスペースを使うことができる点です。

また、自宅では数人しか同時に教えることができませんが、レンタルスペースなら一度にたくさんの生徒に受講してもらえるという点も嬉しいですね。レンタルスペースは自宅よりは費用がかかりますが、店舗を借りるよりは安く済みます。

レンタルスペース開業のデメリット

レンタルスペース開業のデメリットは、自宅とは違ってレッスンで使う花材を運ばなければいけない、生徒が集まらなかったり自分の都合によってキャンセルをした場合にはキャンセル料がかかる、時間の制限があるから慌ただしいことなどが挙げられます。

生徒によって作品を仕上げるスピードは違いますが、時間内にそれぞれが作り上げてアドバイスをする時間を作るとなると、ゆっくりはしていられません。気軽に使えるイメージがあるレンタルスペースでも、そのような点は少し使いづらさを感じますね。

店舗開業のメリット

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例えば、生花の場合にはアレンジをしている時に花材によってはすぐに花がしおれてきてしまうようなこともあるので、バケツを用意してアレンジをする前の花は水に浸けておくようにします。

そのような水を生徒が自分で準備できる場所を用意したり、花材を邪魔にならないように保管しておくためには自分の自由にできる店舗が一番便利です。

また、店舗なら看板を出して通りがかりの人にも教室の存在を知ってもらったり、生徒のスピードに合わせるなど柔軟に対応することもできます。コストがかかる分、教室開業を一番やりやすい状態にできるのが店舗の最大のメリットだと言えるでしょう。

店舗開業のデメリット

店舗開業のデメリットは維持費や家賃がかかることです。自分の自由に使いやすい店舗では、使いやすくすればするほど費用も高額になっていきます。そのため、本業としてテナントを借りるのは逆に損失の方が大きくなる可能性があります。

店舗は確かに便利ですが、借りることで総合的に黒字になるかを計算しておいたほうが良いでしょう。

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