教室運営ノウハウ

今時の子供&親に人気がある習い事ランキングと教室運営のコツ

子供のうちに習い事をさせることは、その子供の将来にも大きな影響を与えることにもなります。 そういった意味で子供の頃の経験というのは意外と重要です。 例えば、子供の頃にピアノを習っていると絶対音感が身に着きますし、英語を習っていると英語を学ぶことに抵抗がなくなるとともに、海外旅行や社会人になってからの仕事でも役に立ちます。 子供向けの教室を開業する時には、親がさせたい習い事のランキングを参考にしましょう。

子供 習い事 ランキング

2018年03月19日更新

わたしのお教室(マガジン編集部)

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親が子供に習わせたい習い事と実際に多い習い事教室の数は比例しない!?

実際に親が子供に習わせたい習い事の教室の数と、実際にある子供向けの習い事教室の数は比例していないパターンも多くあります。

ここで問題になるのは親が習わせたい習い事ランキングで見ると下位であるのに実際に数が多い習い事教室を開くことによって、集客がしにくい状況を作ってしまうことです。親が子供に習わせたい習い事を把握し、それを踏まえた上でどんな子供向け習い事教室を開業したら成功しやすいかを考えていきたいですね。

親が習わせたい習い事

まずは親が習わせたい習い事とは具体的に何か、ランキングを確認してみてください。このランキングの内容はどの時代でも安定して変わらないものもありますが、時代が変わることによって少しずつ需要が変化し、昔はランク外だった習い事もあります。

親が習わせたい習い事を男女別に1~3位までご紹介します。

男の子に習わせたい習い事はこれ!

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活発な印象が多い男の子に親が習わせたいと思うのは、こちらの習い事です。

1位: スイミング
2位: 英会話
3位: 音楽教室

 
ランキング1位のスイミングは昔から人気がある子供の習い事で、泳ぐのが上達するだけでなく健康にも良いですよね。ただし、スイミング教室を開業するにあたってプールが必要となるので、気軽に開業するのは少し難しいかもしれません。

それと比較して、ランキング2位の英会話やランキング3位の音楽教室は講師も始めやすいのではないでしょうか。英会話は学校に通ってから授業で教えてもらうこともできますが、子供の頃から身に着けておいたほうが良いと言いますよね。

実際に受験勉強や社会人になってから英語で苦労した経験のある大人も多く、それが自分の子供に英語を習わせたいと思うきっかけとなっている親御さんも多いようです。

音楽教室の定番と言えばピアノですが、男の子は成長するとピアノよりもギターなどに興味を持つ傾向があります。子供の頃から始めやすい楽器と言えばピアノのイメージが強いですが、ピアノ教室ではなく音楽教室で子供の興味に合わせて習わせる楽器を選ぶ場合もあります。

女の子に習わせたい習い事はこれ!

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男の子に比べると大人びた印象があり、自分のこだわりもある女の子に習わせたいと思われているのがこちらの3つです。

1位: ピアノ
2位: 英語
3位: スイミング

 
ランキングの順位は少し入れ替わりますが、親が女の子に習わせたい習い事の上位3つは実は男の子に習わせたい習い事と同じなのです。女の子の場合は音楽教室というよりもピアノ教室に通わせたいと考えている親が圧倒的に多いといった特徴があります。

ちなみに4位以下は男の子とは少し異なり、習字やバレエが人気となっています。やはり、”将来どうなって欲しいか”がわかりやすい、親の願いが込められた習い事がランキング上位に入るようですね。

実際に多い習い事教室って?

それでは、実際に多い習い事教室にはどのようなものが多いのでしょうか。
子供向けの習い事教室で多いのは学習教室やピアノ教室、書道教室などです。

スイミングは人気の習い事ですが広い場所やプールが必要といった点で誰もが気軽に始められる訳ではなく、教室数としては多いほうではありません。しかし、場所が広いために一度に教えられる人数も多く、そういった意味では教室数が少なくても問題がないのかもしれませんね。

子供の頃から勉強をする癖をつけさせたい、将来は良い学校に行って欲しいという思いから英語教室を含めた学習教室は人気で、教室数も多くなっています。

学習する習い事でも、今の大人世代では人気だったそろばんなどは以前に比べると需要が低下しています。そろばんは暗算をする能力を高めるためには良い習い事ですが、今は電卓が主流でそろばんそのものの実用性が高いかという視点で見るとそうでもないことがわかるのではないでしょうか。

そろばんのような需要が低くなってきているものを教えたい場合には、教室の方向性が集団を一度に指導するというスタンスでなければ、同じ場所を使ってそろばん+学習塾のように2つのことを同時にそのスペースを使うとともに生徒の希望に合わせて教えても良いかもしれませんね。

習い事教室を開業する時に考えるべき需要と供給の問題

習い事教室を開業する際には需要と供給のバランスが取れているかといった問題を考える必要があります。

子供向けの教室とターゲットを限定する場合、今が少子化であることも頭に入れて習いたい需要よりも教室のほうが余ってしまっていないかという現状を把握しておきましょう。そして、集客に苦労している教室が多い場合には自分の教室も集客で苦戦する可能性を考え、その厳しい中に上手く割り込んでいけるかを考えて差別化を図る必要があります。

たくさんの生徒を集めて儲けることを重視するか、それとも教えたいことが教えられれば多少は儲からなくても良いと思っているのか、自分の気持ちを整理していきましょう。もちろん、教室開業をするからには赤字になるのは避けたいことなので、最初は多少赤字になっても仕方なくても、長期的に見て黒字になるような習い事教室を開業できたら良いですよね。

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自分が始めたい習い事教室の数はどのくらいある?

まず、自分が始めたい習い事教室の数はどのくらいあるのかを確認していく必要があります。そのような習い事教室の数はターゲットとなるエリアだけで見ると良いでしょう。

なぜなら、大人の習い事では職場の近くで探すことも考えられるためターゲットとなる範囲は広くなりがちですが、子供の習い事では生徒の自宅周辺の比較的狭い範囲の場所のみを確認しておけば大丈夫です。

自分の教室から離れ過ぎて子供1人で通えないような場所はターゲットとなる生徒の住むエリアには入らないので、自分のターゲットとなる子供が住んでいる場所に自分が始めたい習い事教室の数はどのくらいあるかを把握しておきましょう。

また、田舎で子供がほとんどいない場合には競合となる教室がほとんどなくても生徒の獲得が難しくなるため、生徒を獲得しやすい場所で教室を開業するようにしてください。

自分が始めたい習い事教室は”親が子供に習わせたい習い事”のランキング上位?

子供の場合は習うのは子供自身だったとしても、どの習い事をさせるかを決めるのは判断能力のある親であることが多いです。そのため、”親が子供に習わせたい習い事”のランキングの上位に入っているかが重要なポイントとなります。ランキングの上位で且つ競合の教室が少ない場合には、生徒獲得のチャンスは大きいと言えます。

逆に、ランキング下位の習い事教室はその習い事の魅力を集客で伝えていかなければ集客でも苦戦してしまうでしょう。

儲けるためにはランキング上位の人気のある習い事も視野に入れるべき?

自分の教えたい習い事がランキング圏外だとショックですよね。その習い事にこだわるよりも教えることに重きを置くなら、ランキング上位の人気のある習い事を視野に入れるのも1つの方法です。

ただし、自分自身の得意分野でない人気の習い事を開業しようとする場合は、実績のある他の教室に集客で負けてしまう可能性があり、必ずしも上手くいくとは限りません。

需要があるのにそれに追いつかず生徒が余ってしまうような習い事なら人気教室に入れなかった生徒を受け入れることができるかもしれませんが、場合によっては人気の習い事教室を開業するよりも自分の得意分野を教えるほうが需要とマッチすることもあります。

人気がある習い事=必ず儲かるという考えはNG

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人気がある習い事はつい儲かる習い事だと勘違いしてしまうこともあるかもしれませんが、その習い事の教室を開業すれば誰でも儲かるという考え方をするのは危険です。

人気のある習い事は今までそれをやってきた人も多いので講師が多く、教室数は多い傾向にあります。だからこそ、それなりに実績がある講師が在籍している教室から生徒が集中しやすく、目立った実績のない教室では差別化を図らなければ教室に通い続けてくれる生徒を獲得することは難しいでしょう。

人気のある習い事は競合の教室も多い

人気のある習い事は儲かるというイメージが強いからこそ、競合の教室の数もかなりの数だと把握しておく必要があります。人気のある習い事では他の教室との違いや、その教室で習い事をした時のゴールを明確にしておくことで、安心して子供を任せてくれる親も多くいます。

また、自分が教室を開業するエリアでの他の教室はどのような売りがあるのかを研究しておくと、他の教室と差別化を図る時に役立つでしょう。

先生や教室に求められるものも厳しい

人気の習い事の場合、複数の教室からどの教室を選ぶかを比較して選ぶ生徒の親が多くなります。その時に基準となるのは先生の実績やその教室で学べることの幅、どのくらい上達できるかという点です。

例えば、子供を将来ピアニストにしたいと思ってピアノ教室に通わせる場合、先生がそのレベルに達していない教室は教室選びの際に除外されてしまいますよね。習い事とは言っても大人が趣味でやる習い事とは違った選び方をしているということを忘れてはいけません。

子供向けの教室を運営するなら子供好きでなければダメか

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子供好きの人は多いですが、中には子供が苦手だという人もいますよね。ほとんどの仕事では仕事中に相手にするのは大人ですが、習い事教室では子供を相手にすることも少なくありません。子供向けの教室を運営したい場合、子供好きであることが必須であるのかということについて考えてみましょう。

基本的に子供好きでなければ子供向けの習い事教室の講師は務まらない

子供向けの教室を運営する場合、基本的に講師は子供好きでなければいけません。子供は大人と違ってレッスン中に喧嘩をしたり泣いたりするなど予想外な行動を取ることもありますし、子供好きでなければそれが苦痛に感じてしまったり対処の仕方がわからないこともあります。

そういったことを考えると、基本的には子供好きでなければ子供向けの習い事教室の講師は務まらないと言えます。

子供好きの講師を雇って経営することは可能か

自分自身が子供が苦手な場合でも、子供好きの講師を雇って経営をすることは可能です。しかし、子供嫌いの人が子供向けの教室を開業するというのは少し矛盾していますよね。

講師を雇って対応してもらうとしても自分自身が子供にかかわる可能性がゼロではないので、子供にかかわることに抵抗がないことが教室開業の前提となります。

モンスターペアレンツ問題にも用心

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最近では幼稚園や保育園、小学校でも子供のことで文句を言ってくるモンスターペアレンツの問題がありますよね。

実は子供向けの習い事教室でも例外ではなく、子供のことで何かあったり自分の子供を特別視して欲しくて文句を言ってくるモンスターペアレンツは存在します。モンスターペアレンツ問題を他人事と思わず、いざという時のことを考えて用心しておきましょう。

モンスターペアレンツの事例を事前に調べておこう

モンスターペアレンツの事例を事前に調べておくのは大切なことで、その事例ではどのような対応が取られたかマニュアルを作っておき、すぐに対応できるように備えておいてください。

事例の対処法を読み、自分に同じことが起こった場合はどうするかをしっかり考えておくことが問題を早く解決することにも繋がります。

臨機応変な対応力を身に着けることが重要

モンスターペアレンツの言い分の中にはイレギュラーなものもあるので、臨機応変な対応力も講師には求められています。それを身に着けた上であまりにもひどい場合には教室を退会してもらうこともある、という約束事を最初に作っておきましょう。

子供を叱った時にはその必要性や理由をきちんと説明できるようにする

モンスターペアレンツの子供が教室内で何かトラブルを起こして叱る必要が出てくることもありますよね。

家に帰ってから子供が叱られた理由を言わず、講師がやりすぎだというように伝えてしまう可能性もゼロではありません。子供を叱る時にはいざという時に備え、その必要性や理由をしっかりと説明できるようにしておくことが大切です。

モンスターペアレンツの子供だけ特別扱いするのはNG

モンスターペアレンツとトラブルになりたくないからと言って、モンスターペアレンツの子供だけ特別扱いすることは絶対にやってはいけないことです。なぜなら、それが他の生徒から不満が出るきっかけとなり、さらにモンスターペアレンツを増やしてしまうかもしれないですし、一度甘やかしてしまえばずっとそれを続けなければいけないからです。

モンスターペアレンツの子供は普段甘やかされているということもあるので、習い事を教えるだけではなくしっかり教育することにも力を入れてみてください。

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