教室運営ノウハウ

書道教室はどこで開業するのがおすすめ?資格の必要性は?

綺麗な字が書けるようになったり、礼儀作法を学ぶことができる書道教室。しかし、人に教える立場となると、教育面のみならず、お教室の経営に関する知識も必要になってきます。ここでは、書道教室を開業する上で知っておきたい必要な物品や場所、資格について紹介していきます。

2018年02月26日更新

わたしのお教室(マガジン編集部)

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書道教室を開業するのに必要なものは?

自分自身が書道を趣味として行う分には、備品のみの用意で済むことが考えられます。しかし、人に教えて、お教室の経営を行うとなると、資金やスキルなども必要になってきます。ここでは、書道教室を開業する上で、必要となるものを紹介します。

書道用具

半紙を文鎮で止め、墨汁に筆を入れ、筆をならしてから執筆を行う書道教室。書道に必要となるものは、書道用具一式と机などが挙げられます。書道用具は、筆や墨、墨汁、半紙、文鎮などが含まれます。また、これらの書道用具は価格の幅が大きく、安いものから高いものまであります。開業するお教室の特徴に合わせて良い物を選ぶといいでしょう。

準備資金

書道教室を開業するにあたって必要となる準備資金は、書道用具と場所代が主な費用となります。それ以外も維持費として、墨汁や半紙などのストックも必要になります。特に場所の選び方次第では、準備資金が大きく変わってくることがポイントです。

自宅であれば、家賃などの支払いで済む場合がほとんどですが、テナントの場合だと家賃以上に費用がかかってしまうことはもちろんのこと、広告費や運用費なども支払う必要があります。手軽な準備資金で書道教室を開講するなら、自宅での開業もおすすめです。

開業資金

資格は必要なの?

書道教室は、資格がなくても開業することができるようになっています。このことから、開業届けの提出と書道の実力さえあれば、誰でも開業することができます。しかし、生徒さんの多くは、有能な資格を持った指導者であるほうが安心して通うことができます。

書道教室を開業する上で、持っておきたい資格は、毛筆書写検定や硬筆書写検定などが挙げられます。中でも書道師範と呼ばれる資格を持っている人であれば習う人からすれば信頼度が高くなります。

師範とは?

書道師範とも呼ばれる師範は、書道講師を目指す際に必要なスキルの修得ができる資格になります。つまり、お教室を開業する際に目指すべき資格が師範と言えます。また、書道師範を修得する目的でお教室に足を運ぶ生徒さんもいらっしゃるケースも考えられます。何か1つでも、スキルがあることへの証明となる資格を持っていたほうが生徒さんも安心して書道教室へ通うことができるようになります。

賞歴が重用視される?

師範とは別に、賞歴が評価されることもあります。例えば、全国で開催している公募展などで書道の腕前が評価されることで受賞されることがあります。このような実績が安心して生徒さんがお教室に通うことができる教室作りに寄与されることがあります。また、このような公募展で、自分の実力を知れる場にもなります。

人に書道を教えるからには、腕に自信があるほうが魅力です。しっかり、書道家としてのスキルが十分な上で、お教室を開業するようにしましょう。

教育系書道団体と芸術系書道団体

書道のスキルを上達させた上で、お教室の開業を目指すのであれば、書道団体に所属することもおすすめです。これらの団体は、公募展などで受賞される作品を展示することを目的とした人達の集まりとなっています。書道が上手な人達の中で活動することで、様々な人達からも学びを得ることができます。

また、これらの団体で書道を習っていた経験のある指導者も生徒さんたちから人気を集める1つの特徴になります。

ホームページの作成

自分の書道教室に魅力があっても、これから通う人達がお教室のことを知らなければ集まってもらうことはできません。そこで、宣伝力が必要なのも教室を開業する上で、大切なことです。宣伝できるものは、看板やホームページなどが挙げられます。

看板の場合、お教室の魅力を伝えるのに必要な文章の余白が限られていますが、ホームページであればたくさんの魅力を伝えることができます。上手な宣伝で生徒さんがたくさん来てくれるお教室を目指すようにしましょう。

書道教室はどこで開業すればいいの?

書道教室を開業する上で必要なことが分かったところで、次に大事になってくるのが場所選びです。また、場所は開業する上で必要な準備資金に大きな変化が見られます。様々な視点で、開業する場所を選ぶ必要があります。

書道教室

ご自宅での開業

ご自宅での書道教室の開業は、準備資金を抑えることのみならず、経営していく上で発生する維持費も抑えることができます。このことから、書道の魅力を気軽に楽しんでもらえるようなお教室を開業されたい方にもおすすめです。また、公民館や地区会館にはない、畳のある空間選びにも自宅のほうが選びやすくなる点も魅力です。

家賃のみの支出で、趣味を充実させるための手軽な書道教室を開講したい人におすすめです。

公民館や地区会館

自宅以外の方法だと、テナントを借りて教室の経営をすることもできますが、書道の場合だと、公民館や地区会館で開業する人もたくさんいます。自宅と比べると、場所を借りる費用がかかってしまったり、時間に限りがあることも考えられますが、広い場所でたくさんの生徒さんを教えることができるようになります。

また、公民館や地区会館のような地域密着型の施設の場合、たくさんの人にお教室の存在を知ってもらうことができたり、生徒さんの友達紹介などでたくさんの人を集めやすくメリットも考えられます。もし、人気お教室を目指すのであれば、公民館や地区会館で開業されることもおすすめです。

地域の需要を理解しておく

自宅で開業する場合は、需要のあるエリアに引っ越しをすることもおすすめです。ここでの需要とは、書道を習いたいと思っている人がどれくらいその地域に住んでいのかの割合を示すものです。もし、書道の人気お教室を目指すのであれば、需要の高い地域に住んで、生徒さん達が集まりやすい地域を選んで開業する必要があります。

また、競合となりうる同じお教室を経営しているニーズも知っておく事も大切です。書道を習う人は、予め周辺のお教室を調べてから選ぶからです。もし、初めての開業であれば、元より人気書道教室の近くでの開講は人が集まりにくくなるかもしれません。これらを考えると、テナントを借りて経営するのも魅力になります。

場所を決めてからの開業届け

どのお教室でも開業するにあたって必要となる書類になるのが開業届けです。開業届けとは、個人事業主として、開業する際に必要となる税務署へ提出する書類になります。この開業届けは、国税庁のホームページより印刷することができるようになっています。

また、この開業届の提出先は、開業する場所の所在地を管轄している税務署になります。よって、書道教室を開業する場所を決めてから、開業届けを近くの税務署へ提出することになります。

人気の書道教室にするにはどうすればいいの?

開業することが誰でもできる書道教室ですが、人気お教室を目指すからには、書道家としてのスキルのみならず、経営者としての腕前も試されるようになってきます。ここでは、人気お教室を目指す上で知っておきたいことを紹介します。

WEBメディアへの掲載

ホームページの作成は、書道教室の魅力を知ってもらう上で大切な宣伝力となります。それ以外のインターネットにおける集客でおすすめなのが、他のWEBサイトでもお教室の魅力を宣伝してもらうことです。もし、通う人が他のWEBサイトでも紹介されているお教室だと認識すれば、資格と同じような信頼を感じ、より魅力的だと思う人が増えることになります。

人気お教室を目指す上で、集客だけが大切なことではありませんが、たくさんの人に知ってもらうことが人気を集める上で、前提条件になることも理解しておく必要があります。

ホームページ作成

ターゲティングを決める

ターゲティングとは、どのような生徒さんに来てもらいたいか考えることを指します。例えば、あなたが子ども好きなのであれば、ターゲティングは子どもになりますし、資格の修得を目指す専門性の高い書道教室を開業するのであれば、それなりの生徒さんを集める必要があります。

また、ターゲティングを決めることで、具体的な予算やカリキュラム、コンセプトなども決まってきます。自分の書道がどのような人達に学んでもらえれば楽しく実践してもらえるのかを考えた上で、生徒さんを集めるようにしましょう。

礼儀の大切さを学べる書道教室

書道は、日本文化を象徴するものでもあります。習字教室と似ている書道教室、この2つの違いは礼儀作法が含まれているかどうかと言われることもあります。このことから、礼儀作法を子どもに身につけてもらいたいという思いで、教室に通わせる保護者の人も多いぐらいです。

字を綺麗に書く事が出来るスキルを教えることができるのみならず、礼儀の大切さも学べる道徳心あふれるお教室を目指すことも大切なことです。

喜びを分かち合えるお教室を目指す

書道と言えども、生徒さんに教えて行くからには、コミュニケーション能力も大事で、元気なお教室作りを目指すことも大切です。ただ字を書かせるのではなく、好きな漢字を書かせてあげたりさせることも大切です。日常生活の中で、書道教室に時間をつかってくれている生徒さんのためにも楽しいお教室の運営を心がけるようにしましょう。

具体的な方針を決めてから、書道教室を開業しましょう!

書道教室に必要なものは、備品のみならず、開業届けや場所決めなど、開業前の段階からやらなければならないことがたくさんあることも知っておく必要があります。これらを踏まえた上で、生徒さん達が安心して通う事ができる書道教室を開業するようにしましょう。

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